●終末期の利用者の在宅での看取りの対応について、昨年も、ご利用者の家族・居宅介護支援事業所のケアマネージャーから複数回の問い合わせがあり、ご利用者様のニーズに合わせて対応させていただきました。
○入院中の方…本人が治療・服薬等を拒否されているため、退院させて自宅で生活させたいが家族は仕事がありなかなか常時の世話ができない。本人が望むようにできるだけ平常通りの生活を送って、最後は自宅で看取りを考えているが……。
○在宅の方…状態は落ち着いているが、いつ急変するかわからない。家族は仕事が忙しく毎日の世話はできない。特に夜間が心配。落ち着いている間は夜間だけでも泊ってほしい。体調が悪くなってきたら24H対応してもらえるか……急変しても救急での入院、延命治療はせず家族・かかりつけ医に連絡してもらって、自宅で看取りたいと思っている。
*ご依頼内容を確認させていただいた後に、担当者が弊社のサービス内容を説明してご納得いただいたき、必ず担当者会議 ・カンファレンスにも参加させていただきます。家族・ケアマネ・往診医・訪問看護・福祉用具等、関係事業所と連携して、必要な介助内容をヘルパーに指示、適切なサービス提供ができるように一丸となってサービス提供してまいります。
*各ご利用者様の状態により、現在も体調を維持してサービス継続させていただいているケース、末期の対応のため、短期間のサービス提供により、ご家族に看取られながら、ご自宅で安らかにご永眠されお見送りさせていただいたケースもあります。
*サービスが終了したケースでは、ご家族から「在宅での看取りは最初はとても不安だった。しかし終末期のしんどい状況にも関わらず本人の好きな物を少量でも食べさせることが出来た事、介護してもらっている時に笑顔が見られた事、排泄介助の時にはヘルパーさんに甘えていた姿を見て家族ではできない対応、プロだなと思いました。サービスをお願いして本当に良かった」とのお言葉をいただきました。
*弊社は昭和24年に民営職業紹介事業の「広島看護婦家政婦紹介所」として創業し60年間、在宅および病院等の介護の仕事を担う中で在宅での看取りも経験させていただき、介護への情熱、技術を培ってまいりました。
*事業所の特色として、ケアマネージャーの適切なケアプランに沿って家族のご不在時に介護保険と自費の併用利用により長時間滞在型のサービスを提供。 本人の気持に寄り添い、ご家族の精神的・身体的な不安・負担を少しでも軽減していただけるサービス提供を今後も目指しています。(管理者:大脇淳子)